今日も大学生感ゼロ。

18歳引きこもり大学生の日常

映画『この世界の片隅に』を観て。

この物語の主人公すずは、広島に住む少しドジな女の子。昭和19年のある日突然嫁入りをし、知らない家に嫁ぐことに。日に日に戦場が激しくなっていくなか、すずは大切なものを失いながらも一生懸命に生きる。

 

この世界の片隅に』のあらすじはこんな感じ。自分はエンドロールが終わってもしばらく動けませんでした。

ぼくがまず印象に残ったのは、主人公すずの生き方。なにか困難なことがあっても、決してそれに負けることなく、小さな幸せをみつけて生きていく。描写されている時代は戦争の終わり頃。何度も空襲から非難したり、大切な人を戦争で失ったりと、戦争の悲惨な描写もありますが、それ以上にすずとその家族の和やかで朗らかな描写が目立ちます。

配給が少なくなっても、道に生えている植物をとって料理する場面は、この貧しい状況の中工夫して幸せをつかもうとする健気さが感じられます。

 

この時代の日本人は不幸一色ではなく、貧しい暮らしの中でも互いに寄り添い合って生きていたのだなあと実感。便利で豊かな現代に生きる自分も、すずのようにたくましく生きていこうと思いました。