メモの2大名著『ゼロ秒思考』と『メモの魔力』
自分は普段から思いついたことはすぐメモするようにしていて、すぐに思考をアウトプットすることの重要性は『アウトプット大全』でも学びました。
今日はメモの重要性についてもっと深く知りたいと思い、メモの2大名著『ゼロ秒思考(赤羽雄二著)』と『メモの魔力(前田裕二著)』の2冊をざっとよんでみました。
『ゼロ秒思考』の概要
結論から言うと、「1日10回、テーマを決めて1分間メモりまくれ」です。凄くシンプル。「1分間」というのが重要で、自分の思いついたことはどんどん書き出そうということです。このメモのメリットは
- 頭の中が整理される
- 客観的にモノをみれるようになる
- 心のコントロールができるようになる
こと。メモを書く習慣をつけることによって思考力があがります。客観的に、秩序立ててモノを考える能力が身につく。
また自分はもう一つ重要なメリットがあると思います。それは
ストレス発散になること。
自分の感情やもやもやもすべて書き出すことですっきりします。書き出しためもは破って捨ててしまってもいいでしょう。
『メモの魔力』
一方この本のメモのとり方は少しむずかしい。
簡単に言うとこの本のメモ方法は「ファクト・抽象化・転用」の3段階を踏むこと。
日常生活の中での気付きや事実を記し、それを抽象化する。たとえば「ローラさんのモーニングルーティーン動画をみた」「佐藤健のドライブ動画をみた」というファクトから「最近芸能人がYouTubeに進出してきている」と抽象化する。その抽象化からさらに応用する(具体的な行動策)のが「転用」の段階。
このように、書き出したメモをしっかり考えて深くまで落とし込むのがメモ魔の特徴です。正直自分は少しこのやり方はめんどくさいなって思っちゃいます(笑)すべてのメモをこのやり方でやると、メモを取るのにすごく時間がかかりそう。
でも、このくらい深く考えて、抽象化して具体的な行動案まで導き出せると「メモの魔力」が十分発揮されそうです。
自分は、基本的には『ゼロ秒思考』のやり方で、つまり思いつくことをテーマに沿ってたくさん書き出して、必要に応じて抽象化や転用まで落とし込んでいきたいです。